ゼファー750ブレーキフルード交換 2009年4月18日(土)
管理人のゼファー750も中古で購入してから、もうすぐ3年目を向かえますが、まだ一度もブレーキフルードを交換したことがありません。今回、ブレーキパッドの厚さが1ミリを切ったので、パッドと同時にブレーキフルードを交換することにしました。ちなみに管理人はスクーターのフルードを交換したことがありますが、だいぶ昔に一回きりなので、今回がほとんど初めてです。そういうわけで、このコンテンツはバイクの整備に疎い上に、何事にも大雑把な管理人が無謀にもブレーキフルードの交換に挑戦した記録でので、あまり作業の参考にはなりませんので、ご了承ください。
★リア編
 

@いつもの2○んかんで購入したブレーキフルードと廃油処理箱、近所のホームセンターで購入した水槽用のエアーチューブです。ブレーキフルードはカワサキ純正が高かったので、同じDOT4ならいいだろうとホンダ純正にしました。0.5Lで976円でした。廃油処理箱は2L用で336円です。エアチューブはたしか150円くらいでした。工具はブリーダーボルトを緩めるための10ミリの六角レンチが必要です。
A最初はリアからやりました。セッティングはこんな感じです。ブリーダーボルトにエアーチューブを差し込んで、廃油処理箱に流し込みます。 管理人のゼファー750はセンタースタンドが無いので、サイドスタンドに大きめの石をかませて、ほぼ垂直にしています。リアのキャリパーは対向ピストンなので、ブリーダーボルトが表と裏の2箇所あるようですが、どっちかだけでもほとんど入れ替わるからいいやということで一箇所からしかやりません。エアが抜け切れないかもしれないので、良い子はまねをしないように。


 
Bリザーバータンクの蓋を開けたところです。新しいフルードは透明ですが、交換前のフルードは黄みがっかった茶色をしていました。ウエスをもう少し広範囲に敷けばよかったのですが、後でフルードを注ぐ時にフレームに垂らしてしまい、慌てて濡れ雑巾で拭きました。フルードが塗装面にかかると腐食するらしいので、気をつけましょう。水を張ったバケツと雑巾を用意しておくといいと思います。
Cブリーダーボルトを緩めると変色したブレーキフルードが出てきます。正しい作法はエアの逆流を防ぐためにフルードが出たら、ブリーダーボルトを締めてから、ブレーキを戻すらしいのですが、面倒なので、ブリーダーボルトを開けっ放しにして、ブレーキをガンガン動かして、古いフルードを抜いていきます。エア抜きが面倒なので、古いフルードが空にならないように新しいフルードをリザーバータンクに継ぎ足しながら、エアチューブから出るフルードが透明になるまで続けます。

 
D交換が終わったフルードです。取り合えずエアも逆流しなかったようなので、規定量を確認し、蓋を閉めてリアは終了です。

★フロント編
 
@フロントのセッティングはこんな感じです。リザーバータンクが一番高い位置になるように、サイドスタンドから石を外して、ハンドルを左いっぱいに切ってあります。
Aフロントのリザーバータンクの蓋を外したところです。プラスチックの蓋の下に襞の付いたゴムカバーがあります。上に水が溜まっていました。管理人のゼファー750は初年度登録が1995年とかなり古いため、車体を構成する、どのパーツも使用感がたっぷりなのですが、フロントのリザーバータンクだけは新品ちっくでした。たぶん、一度は交換されていると思います。

 
B古いフルードです。リアと同じく変色しています。作業自体はリアと同じで、ブリーダーボルトを開けっ放しにして、ブレーキレバーををガンガン動かして、古いフルードを抜いていきます。エアが入らないようにリザーバータンクには新しいフルードを注ぎ足していきます。チューブから出るフルードが透明になったら、完了です。ゼファー750はフロントブレーキがWなので、左右共に同じ作業をします。ただし、今回、右は問題なかったものの、左はチューブから、どんどんエアが出てきます。どうも左のブリーダーボルトは緩いようで、エアが逆流しいたようです。そういうわけで、左はフルードが出たら、ブリーダーボルトを締めてから、ブレーキレバーを戻すという、正しい作法で再度、交換をやり直しました。ただし、一度入ったエアはなかなか抜け切らず、ブレーキホースを叩きながら、何度も交換を繰り返して、やっとチューブからエアが出なくなりました。
Cエアの逆流でパニくってしまい。作業中の写真を撮るのを忘れました。交換後のフルードです。この後にブレーキパッドを交換するため、規定より少なめに入れてあります。
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